障害年金を受給されている方や、
これから請求を考えている方から、
「働き始めたら障害年金は止まりますか?」
というご質問をいただくことがあります。
働くことを考え始めたとき、
「収入が増えると障害年金は受け取れなくなるのでは」
と不安になる方も少なくありません。
ですが
働き始めたからといって、すぐに障害年金が止まるわけではありません。
今回は、働くことと障害年金の関係についてお話ししたいと思います。
目次
働いているだけで障害年金が止まるわけではありません
障害年金は、
働いているかどうかだけで決まるものではありません。
実際には、
病状や日常生活の状況、
仕事の内容や職場で受けている配慮なども含めて判断されます。
そのため、
「働いているから障害年金は受けられない」
「働き始めたらすぐに止まる」
と一律に決まるわけではありません。
働きながら障害年金を受給している方もいます
実際に、
働きながら障害年金を受給されている方もいらっしゃいます。
例えば、
・勤務時間を短くしている
・職場の配慮を受けながら働いている
・体調に合わせて休みながら勤務している
このように、
働いている方でも、
病状や日常生活に支障があり、
職場で配慮を受けながら働いているケースは少なくありません。
働いているという事実だけでは、
その方がどのような状況で働いているのかまでは分かりません。
そのため、
就労していることだけを理由に、
障害年金が支給停止になるわけではありません。
20歳前障害による障害基礎年金には所得制限があります
ここまでお話ししたように、
働いているという理由だけで障害年金が止まるわけではありません。
ただし、例外があります。
それが、20歳前の病気やけがを初診日とする障害基礎年金です。
この場合は、前年の所得が一定額を超えると、障害年金の全額または半額が支給停止になることがあります。
そのため、
「働いて収入が増えたらどうなりますか」
というご相談では、
まず20歳前の障害年金なのかどうかを確認することが大切です。
所得制限については、
「20歳前障害による障害基礎年金とは?」の記事でも詳しくご紹介しています。
不安になったときは状況を整理してみましょう
働き始めることは、
生活の幅を広げる大切な一歩です。
その一方で、
障害年金への影響が気になり、
一歩を踏み出しにくくなることもあります。
ですが、
障害年金への影響は、
病状や働き方などによって異なります。
インターネットの情報だけで判断するのではなく、
ご自身の状況を確認することが大切です。
一人で悩まずにご相談ください
「働きたい気持ちはあるけれど不安がある」
そんな方もいらっしゃると思います。
障害年金と就労の関係は、
一人ひとり状況が異なります。
だからこそ、
一人で結論を出そうとせず、
まずは現在の状況を整理してみることが大切です。
ご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
一緒に現在の状況を確認しながら、
これからのことを考えていけたらと思っています。
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