「働いていると、障害年金は難しいですよね…」
ご相談の中で、
そのようなお話を伺うことがあります。
働けているなら対象ではない気がする。
周囲からも「仕事に行けているなら大丈夫」と言われる。
インターネットで見かけて、不安になった。
そうした理由から、
相談する前の段階で、
「自分は対象ではない」と感じてしまう方も少なくありません。
ですが、
障害年金は、
“働いているかどうか”だけで決まるものではありません。
今回は、
働きながら障害年金を考えている方へ向けて、
大切な考え方についてお話しします。
働いていると障害年金は無理だと思っていませんか
ご相談の中で、よくこんなお話を伺います。
「働いているので、障害年金は無理ですよね…」
少し遠慮がちな口調で、
確認するように話される方もいらっしゃいます。
そんなとき、私はすぐに答えをお伝えするのではなく、
まずはこうお聞きしています。
「どうしてそう思われましたか?」
お話を伺ってみると、
周囲の方にそう言われた。
インターネットで見かけた。
なんとなく“そういうもの”だと思っていた。
理由はさまざまです。
そのうえで、私はこうお伝えしています。
働いている方の中にも、
障害年金を受給されている方はいらっしゃいます。
判断は「働いているかどうか」だけではありません
働いているかどうかだけで、
受給できるかどうかが決まるわけではありません。
実際には、
日々の生活の中で、
どのような困りごとがあるのかが大切になります。
そのため、ご相談の際には、
こんなことをお聞きしています。
「生活していて、つらいと感じるのはどんなときですか?」
たとえば、
朝起きることが難しい。
人と関わることに強い負担を感じる。
仕事のあと、何もできないほど疲れてしまう。
一見すると「働けている」ように見えても、
その裏で大きな負担を抱えている方もいらっしゃいます。
だからこそ、
表面的な状況だけではなく、
日々の生活や体調の波も含めて、
丁寧に見ていくことが大切になります。
見方が変わると、少し安心できることがあります
こうしたお話をすると、
「そういう見方なんですね」
と、少し安心された表情をされる方もいらっしゃいます。
それまで「自分は対象ではない」と思っていた方が、
「もしかしたら…」
と、少しだけ可能性を感じられる瞬間です。
一人で判断しなくて大丈夫です
障害年金は、
一つの条件だけで判断できるものではありません。
だからこそ、
ご自身だけで「無理だ」と決めてしまう前に、
一度立ち止まって整理してみることが大切です。
うまく説明できなくても大丈夫です。
今感じていることを、
そのままの言葉でお話しいただくところから始めていきます。
一緒に整理していきましょう。

コメント
COMMENT