障害年金の相談で何を話せばいいですか?

障害年金のご相談で、
「相談したい気持ちはあるのですが、何を話せばいいのか分かりません。」
というお話を伺うことがあります。

「きちんと説明しなければいけない。」
「これまでのことを整理してから相談した方がいい。」
そう思うほど、かえって言葉が出てこなくなることもあります。

ですが、最初から話す内容が整理されている方のほうが少ないです。
何から話せばよいか分からない状態でも大丈夫です。

今回は、障害年金の相談でお聞きすることや、
うまく伝えられない場合の進め方についてご紹介します。

最初から話す内容が整理されていなくても大丈夫です

障害年金の相談では、
ご自身の状況を最初から順番に説明する必要はありません。

病気の影響により、
・考えがまとまらない
・昔のことを思い出せない
・人と話すと疲れてしまう
・緊張すると言葉が出なくなる
という方もいらっしゃいます。

「何から話せばいいのか分かりません。」
と、そのままお伝えいただいて大丈夫です。

こちらから一つずつお尋ねしながら、
現在の状況を確認していきます。

ご相談ではこのようなことをお聞きします

障害年金のご相談では、
主に次のようなことをお聞きします。

・現在の病名や症状
・現在通っている病院
・最初に受診した病院と時期
・これまでの通院や治療の経過
・現在の仕事や休職、退職の状況
・食事、入浴、外出など日常生活で困っていること
・ご家族などから受けている援助
・障害年金について不安に感じていること

すべてを詳しく説明していただく必要はありません。
分かることからお話しいただき、
確認が必要なことは後から調べることもできます。

相談の時点で、初診日や病院名が分かっていない方も少なくありません。
分からないことは、「分かりません」とお伝えいただいて大丈夫です。

日常生活の小さな出来事も大切です

障害年金の相談というと、
病名や症状について話すものと思われるかもしれません。

しかし、普段の生活でどのような支障が生じているのかも大切です。

例えば、
・朝起きることができない
・食事の準備や片付けができない
・入浴できない日が続く
・郵便物を開けられず、必要な手続きができない
・一人で買い物や通院に行けない
・仕事から帰ると何もできなくなる
といった日常の出来事です。

「このようなことまで話してよいのだろうか。」
と思うことも、現在の状況を確認するための大切な手がかりになります。

困りごとシートを使って整理できます

当事務所では、
日常生活で困っていることを整理するための「困りごとシート」をご案内しています。

食事や入浴、金銭管理、通院、外出、人との関わりなどについて確認できるシートです。

話すだけでは伝えにくい場合も、
シートを見ながら確認することで、
日頃の状況を思い出しやすくなることがあります。

すべての項目を埋める必要はありません。

ご自身だけで書くことが難しい場合は、
ご家族から見た様子も参考にしながら整理することができます。

困りごとシートについては、こちらの記事でご紹介しています。
▶ 困りごとシートとは?

ご希望に合わせて相談方法を選べます

当事務所では、相談方法を一つに決めているわけではありません。

ご希望に合わせて、
・電話
・メール
・オンライン(Zoom)
・LINE
などを利用しながらご相談を進めています。

「話すよりも文章で伝えたい。」
「一度にまとめて話すことが難しい。」
「外出せず、自宅から相談したい。」
という場合も、ご自身が利用しやすい方法でご相談いただけます。

最初はメールやLINEで状況をお知らせいただき、
必要に応じて電話やZoomでお話しすることもできます。

反対に、文章を書くことが負担になる場合は、
電話やZoomでお話を伺うこともできます。

また、ご本人が相談することが難しい場合は、
最初はご家族からご相談いただくこともできます。

ご家族からの相談については、こちらの記事でご紹介しています。
▶ 家族が代わりに相談しても大丈夫ですか?

相談のときにすべてを伝えなくても大丈夫です

最初の相談だけで、
これまでの経過や現在の状況をすべてお伝えいただく必要はありません。

手続きを進める中で、
「以前、別の病院にも通っていたことを思い出しました。」
「あの頃は、家族にこのようなことをしてもらっていました。」
など、受診歴や日常生活の状況を後から思い出すこともあります。

そのようなときは、思い出した時にお知らせいただければ大丈夫です。

障害年金の相談は、
最初からすべてを整理して説明できることが前提ではありません。

現在分かっていることから確認し、
手続きを進めながら、これまでの経過や生活の状況を一緒に整理していきます。

「何を話せばいいのか分からない」という状態でも、お気軽にご相談ください。

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心によりそう障害年金パートナー 原田由美子

心によりそう障害年金パートナー 原田由美子

「働いているから無理かもしれない」
「うまく説明できる気がしない」
そのような不安を抱えながら、ご相談に来られる方も少なくありません。

私自身も、過去に心身の不調の中で、制度を知らないまま立ち止まっていた時期がありました。
その経験をきっかけに、現在は心や体の不調を抱える方を中心に、障害年金のサポートを行っています。

ご相談では、日常生活での困りごとやご負担を丁寧に整理しながら、無理のない形で一緒に進めていきます。

うまく話せなくても大丈夫です。
安心してご相談ください。

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