※ この記事は実際のご相談事例をもとに構成していますが、個人が特定されないよう、内容を一部調整・変更しています。
「診察では、いつも“大丈夫です”と言ってしまうんです」
ご相談の中で、
そのようなお話を伺うことがあります。
本当はつらさがある。
伝えたいこともある。
それでも、
診察になるとうまく言葉が出てこない。
医師を前にすると、
「大丈夫です」と答えてしまう。
そんな経験をされている方は少なくありません。
今回は、
“医師にうまく伝えられていなかった”
と感じていた方のご相談を通して、
日常生活の状況を整理していく大切さについてお話しします。
医師にうまく伝えられていなかった方の事例
ご相談に来られた方の中に、
「診察では、いつも“大丈夫です”と答えていました」
とお話しされていた方がいらっしゃいました。
診察室に入ると、
「今日も大丈夫そうですね」
と、医師から先に声をかけられる。
その流れの中で、
それ以上何も言えなくなってしまうことが多かったそうです。
本当は伝えたいことがあったけれど
その方は、
体調の悪さをメモに残して、
診察に持っていっていました。
ただ、
「これを出していいのか迷ってしまって…」
と、そのメモを渡すことができずにいたそうです。
結果として、
診察は薬をもらうためだけの時間のようになってしまい、
生活の中でのつらさについては、
ほとんど伝えられていませんでした。
お話を伺う中で見えてきたこと
お話を伺いながら、
日常生活の中でどのような負担があるのか。
それを、ひとつひとつ整理していきました。
すると、
家に帰るとほとんど動けないこと。
人と関わることへの強い負担。
診察の中では伝えきれていなかった大変さが、
少しずつ見えてきました。
同じように感じている方へ
診察の時間は限られていますし、
その場でうまく言葉にすることは簡単ではありません。
「今日も大丈夫そうですね」と言われると、
そのまま話を終えてしまうこともあると思います。
ですが、
日常の中で感じていることは、
とても大切な手がかりになります。
一緒に整理していくことができます
「うまく伝えられていないかもしれない」
と感じている場合でも、
あとから整理していくことは可能です。
メモに書いていることも、
大切な情報のひとつです。
うまく話せなくても大丈夫です。
今感じていることを、
そのままの言葉でお話しいただくところから始めていきます。
一緒に整理していきましょう。

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